食べない=痩せるは幻想だった

食事

まだいまだに食べない=痩せると思ってはいませんか?

 

確かに若いころはそれでも痩せたのかもしれません。

でもこの考え間違っているんです。

早くそれに気づいて考えを改めないとますます痩せにくく太りやすいという負のスパイラルに拍車をかけてしまいますよ。

 

どうして?

消費カロリーが食べたカロリーより少なければ痩せるんでしょ。

食べないんだから痩せるに決まっている。

 

40代ただでさえ痩せにくくなっているのに、そんな考えをまだ持っているならかなりの意識改革が必要です。

若くない、知識もないじゃダイエットのスタートラインにも立てませんよ。

 

ダイエット中なら知っておきたい3大栄養素

もちろんダイエット中なら食事には気を遣いますよね。

外食やコンビニで選ぶときにもカロリーはチェックしてるって人も多いかもしれません。

 

でも消費カロリーより摂取カロリーが少なくても、それが痩せることに直結するわけじゃないのでここしっかり押さえておいてくださいね。

 

食べるもの選ぶ際に気を付けたいのは代謝に必要な栄養素が十分かどうかという点です。

代謝に必要な栄養素とは、タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルなどが代表ですね。

そこに重点を置いてメニューを選ぶとカロリーに惑わされずに代謝の上がる食事が選べると思います。

 

1.炭水化物(糖質)

糖質はご飯やパン、麺類など私たちが普段主食として食べているものに多く含まれる栄養素です。

糖質はブドウ糖に分解されてエネルギー源になります。体を動かすエネルギーですから重要ですよね。

でも糖質はエネルギー源にしかならないのです。

 

エネルギー源になるんだから必要なんですが、過剰に摂取すると余った糖質っていうのは贅肉になってしまう素なんです。

糖質は出来る限り抑えて取りたい栄養素とも言えますね。

 

それにお菓子や果物、ジュースなども糖質が多く含まれている食べ物になります。

間食にスナック菓子やジュースなんて生活していると間食だけで糖質過多になりかねませんよ。注意が必要です。

 

2.タンパク質

タンパク質はダイエットには欠かせない代謝の要とも言われる栄養素です。

タンパク質はアミノ酸に分解されて筋肉や皮膚、髪、内臓、血液、骨など体を構成する要素になります。

 

ダイエットの極め手である「基礎代謝」の約2割が筋肉で、約3割が肝臓で消費されると言われています。

基礎代謝をあげるためにも筋肉や肝臓を構成するために必要なタンパク質は重要だという事がわかるのではないでしょうか。

 

タンパク質の摂取量が減少すると筋肉が分解され、肝臓の働きも落ちてしまいます。

つまり基礎代謝が落ちてしまう事になるので結果的に痩せにくい体になってしまうのです。

 

 

逆にタンパク質を多く摂取すると脂肪が燃えやすくなり、痩せやすい体に近づくことが出来るんです。

 

 

食べることで消費されるエネルギー(食物誘発性熱産生)はタンパク質が3大栄養素の中でも最も大きいと言われています。

基礎代謝もアップすることが出来て、食べることで消費するエネルギーも増えるんですから痩せたいならタンパク質はしっかり摂る必要があります。

 

3.脂質

脂質は代謝をサポートするホルモンを作るための素になる栄養素です。

脂質は脂肪酸に分解され体を動かすエネルギーとして使われたり、代謝に必要なホルモンの材料となる栄養素です。

 

体脂肪を効率よく燃焼させるのは脂質をエネルギーとして使う(脂質代謝モード)にすることです。

糖質も体を動かすエネルギーとして使われますが、糖質を多く摂取すると糖質をエネルギーとして使う(糖質代謝モード)になってしまい脂質代謝が妨げられてしまうのです。

 

エネルギー消費が同じなら良いんじゃないの?って思うかもしれませんが、糖質代謝モード中に摂った脂質は糖質と合わさって体脂肪を抱え込んでしまう。

つまり体脂肪が増えダイエットの妨げになるので注意が必要です。

 

またお腹が空いているときが曲者で、お腹が空いていると血糖値が下がっています。

お腹が空いているときに糖質を摂取するとすぐ「糖質代謝モード」に突入しちゃうんです。怖いですよね。

食べ方にも一工夫必要ですね。

 

空腹時は何を食べればいいの?

ちょっと小腹が空いた時あなたは何を食べていますか?

スナック菓子やチョコレートなどをついつまんでしまっていませんか?

 

空腹時に糖質摂ると「糖質代謝モード」で摂ったものに脂質が含まれていれば体脂肪を増やす素になってしまいます。

 

でもお腹が空いたのに何も食べないのもストレス溜まっちゃいます。

ストレスも基礎代謝を下げる原因になるので避けてい所です。

 

空腹時に何を食べればいいのか?

 

答えは簡単!タンパク質を多く含む間食「脂質代謝モード」の状態に体を持っていくが正解です。

 

ダイエット中はタンパク質を意識して摂ると良いですよ。

でもタンパク質って…肉や魚、卵などが代表的ですが、食事ならまだしも間食にお肉?ってなりますよね。

 

タンパク質が多く含まれるおすすめの間食もここでご紹介しておきます。

ぜひ今までのスナック菓子やチョコレートの代わりに常備してみてください。

 

  1. ナッツ類
  2. 豆乳(大豆イソフラボンが含まれているので美肌にも効果あり)
  3. ヨーグルト(腸内環境を調えるのにも最適)
  4. あたりめ、いかの燻製など

 

どうですか?どこでも手に入るようなものですよね。

とはいえ職場なんかではあたりめとかのおつまみ系はおすすめできないので、ナッツ類を常備するのがおすすめです。

 

まとめ

食べない=痩せるが幻想だという事がわかってもらえましたか?

 

食べないで必要な栄養素が不足すると基礎代謝に必要な筋肉が減り、内臓の働きも低下して基礎代謝が低下するという負のスパイラルに陥ります。

一時的に体重が減る(筋肉の方が脂肪よりも重い)事はありますが、痩せにくい体になってしまっているのでリバウンドしてしまったり、それ以上体重が落ちないなんて事にもなりかねません。

 

また必要な栄養素をしっかりとっていることで基礎代謝、生活代謝が上がってダイエット効果が期待できます。

それ以外にも美肌だったり健康的に素敵な体型を手に入れることが出来るのです。

 

ダイエットをしたいならしっかり必要なものを必要なだけ食べるという意識に変えていきましょう。

糖質をなるべく抑えつつタンパク質を多くとるのが基礎代謝アップ、ダイエットへの近道です。

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